子供の睡眠障害
睡眠障害になるのは大人だけではなりません。
子供にも何らかの原因でなかなか眠れなかったり、時には睡眠中に思わぬ行動を起こして睡眠障害になることががあるのではないでしょうか。
「寝る子は育つ」の通りに、睡眠中には成長ホルモンが分泌されますから、分泌が阻害される事のないよう、質の高い睡眠が取れるようにしてあげましょう。
乳幼児だと脳の発達が未熟で、レム睡眠とノンレム睡眠の境目がはっきりせず、夜寝て朝起きるという睡眠サイクルが定着していません。
成長するに従い徐々に睡眠サイクルが整いますけれども、出来るだけ早い時期に睡眠サイクルが整うようにしておかないと、体と脳の発達に影響が出る恐れもがあるのではないでしょうか。
おっぱいを欲しがって夜中に目を覚ますのはこの時期には当たり前のことですけれども、何度も起きるのにおっぱいを欲しがらない、激しく泣き続けるなどの症状があるなら、医師の診断を受けておいた方が安心です。
それから、睡眠障害には睡眠時遊行症(夢遊病)や夜驚症(睡眠時驚愕症)、夜尿症があり、小学生くらいの子供に発症する事が多く、思春期になると次第に治まっていくとされます。
睡眠障害を防ぐには、これらの症状を知り、子供が快適に眠れるように環境を整え、毎日規則正しい生活と送れるように配慮してあげる事が大切です。